習近平国家主席と電話で会談した直後、トランプ大統領は「ウクライナとロシアの情勢だけでなく、大豆など多くの議題について話し合った」とSNSに投稿した。さらに、「これまでの合意の維持と正確な履行に向け大きな進展があった。中国との関係は非常に強固だ」と強調した。来年4月に北京を訪問し、その後、習主席を国賓としてアメリカに招くことも明らかにし、中国との関係を改善する立場を明らかにした。中国・新華社通信によると、習主席が「台湾の中国への復帰は第2次大戦後の国際秩序の重要な要素だ」と述べたのに対し、トランプ大統領は「台湾問題の中国にとっての重要性を理解している」と述べた。習主席のこうした発言は高市総理大臣の台湾有事をめぐる国会答弁をめぐり、日本と中国が対立していることを念頭に置き、日本にとって最大の友好国であるアメリカに向け、台湾復帰の必要性を改めて強調したものとみられる。
