ゲストの丸紅経済研究所・今村卓、岡三証券・小川佳紀を紹介。アメリカの新規失業保険申請者数は、前週より2000人減少した。小川は、「ほぼ市場予想水準の内容。8月の株式市場が大きく混乱した要因が、雇用統計。雇用関連の指標には関心が高い。雇用の指標は実体経済から遅れてくる遅行指標。景気に先行する先行指標はISM製造業景気指数等がある。ISM製造業景気指数は1年半ほど前から景気減速を示唆してる。雇用の数字は遅れてくるもの。今後も雇用に関する指標が注目されてくるが、遅れてくる指標として冷静に見る必要があるのでは。8月のマーケットの反応は過剰との印象もある」などと解説した。