福岡県にある辛子明太子の工場では、たらこを見た目や形などでグレード分けしている。以前は従業員の中でも熟練の目利きが選別していたが近年、人材不足の課題に直面していた。そこで登場したのがたらこを自動で選別する機械。たらこを全方向から撮った画像をAIが1秒で判断する。このAIの開発に協力したのが今回のガリバー「日本IBM」。天然の水産物であるたらこは一つとして同じものがない。そのため、大きさや形が決まっている工業製品の4000倍、40万枚の写真をAIに学習させて熟練の従業員と変わらない精度の選別を実現させた。日本IBMはパソコンを製造する事業から撤退し、課題解決のためのシステムやソフトウェア開発などに力を入れる企業へと変わった。
