ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の代表選考に関わるカーリングの日本選手権が、来月2日に開幕する。女子の注目は、五輪2大会連続でメダルを獲得したロコ・ソラーレ。藤澤五月選手、吉田知那美選手、鈴木夕湖選手、吉田夕梨花選手の4人が集まってことしで10年。メンバーの入れ代わりが多い中で、同じ4人での10年という長さは世界的にも異例。吉田選手は、11年前に別のチームを離れて引退も考えたときに声をかけられて加入。「私のカーリング人生は、このメンバーに会えたからもうオッケー」と語った。前回の北京五輪では、初の銀メダルを獲得して日本中を沸かせたが、残ったのは悔しさだったという。去年の日本選手権では予選で敗退。ロコ・ソラーレが代表争いに残るためには今大会で3位以上が条件となる。