プロテインの効果的なとり方&注意事項。日本スポーツ栄養協会理事長・鈴木志保子さんによると、プロテイン=たんぱく質、人間が生きるために必要な三大栄養素の1つ。主食の中に含まれるたんぱく質と合わせて計算し、たんぱく質が不足する時にプロテイン剤で補うのが理想。高齢者は、たんぱく質が適切に含まれた食事でもしっかりと消化、吸収できず、必要量の確保ができない場合もあり、活用効果的。成長期の子どもは、食事から適切にたんぱく質を摂取するのが基本、とりすぎ注意。とりすぎると、肝臓や腎臓に負担増。体内にたくさん保存できるわけではなく、保存できなかった分は肝臓で処理。一部は体脂肪で蓄積、一部は腎臓でろ過して尿として排泄。体脂肪が多くなり肝臓に負担、肝臓、腎臓の病気の人は悪影響、要注意。プロテインなどのたんぱく質補給食品の国内市場は、去年2687億円、今年2763億円(見込み)。需要は堅調に増加。近年の需要増加を受けて新規参入が続く。