日経平均株価は史上初の4万円を突破し、大台をキープしたまま午後3時にきのうの取引を終えた。終値は先週金曜日に比べ198円高い40,109円だった。株価上昇の要因はアメリカでIT関連の銘柄が多いナスダックの株価指数が2日連続で史上最高値を更新したこと。この流れを受け、東京株式市場でも需要拡大が期待される生成AIなどに使われる半導体関連の銘柄を中心に買い注文が広がり、日経平均は一時400円以上の値上がりとなった。市場関係者は急ピッチでの上昇に警戒感を示す一方、海外の投資家による日本株への期待はまだ続くとみている。