IBC国際放送センター・日本テレビブースに阿部兄妹が登場。阿部詩選手に団体戦について聞くと「少し落ち着く時間はありました。ちょっとだけ休めたと思います」、一二三選手は「疲れたし、いますごいからだがバキバキです」と答えた。詩選手はスペイン戦で残り1秒のところで一本勝ち。これについてきくと「取り切るしかないと思って思い切って技に入りました。気持ちの整理がなかなかつかない中だったんですが、日本選手の1人1人が団体戦に向けて調整していたので、私も下を向いている場合じゃないと思って切り替えました。団体戦出るとなるとやるしかないと思った」などと話した。スタジオの松本さんは「詩ちゃん!怪我してない?大丈夫かな?」と聞くと「大丈夫です」と答え「よかった~」と言った。一二三選手の男子66キロ級・決勝の映像が流れた。当時の気持ちを聞くと「本当にホッとした瞬間だったし、すごい嬉しい、やりきったぞという気持ちでいっぱいだった。正直パリに向けて歩いてきた3年が苦しい時間だったが、優勝ですべて報われた気持ち」と答えた。松本さんは「一二三ー!お疲れ様!強すぎる!本当に強すぎる。減量厳しかったと思うけど、いま何食べたい?」と聞くと「今は焼肉がすごい食べたい」と答えた。1階級上の選手と戦った団体・決勝については「本当にやるしかない、僕が勝って絶対に決めるという気持ちだったんですが、本当に後一歩、決めきれなかったところに悔しさが残りますね。色んな感情が生まれたオリンピックだったし、こんなにもたくさんの経験ができるのがすごい幸せだと思った」と答えた。家族とは少しだけ話しをしたそうで「ゆっくり胸を張って帰っておいでと言われました」とのこと。松本さんは「家族の存在ってどういう存在?」と聞くと詩選手は「ここまで来るのに本当に家族なしではこれなかったので、かけがえのない存在だと思う」、一二三選手は「家族のパワーってすごいなって。パリ五輪に向けてすごいたくさんのサポートをしてもらって、家族がいなかったらいまの阿部兄妹の存在はないと思うし、ここまでこれてないと思うし感謝の気持でいっぱいだし、金メダルという一番いい色のメダルを両親にかけれて本当に良かった」と話した。また、「パリ五輪終わったばかりですが、ロス五輪で3連覇しか考えていないし、妹もオリンピックの借りはオリンピックでしか返せないと思うので、兄妹での負けの借りもロスでしか返せないと思うので、兄妹で前を向いて家族で頑張っていきたい」と話した。