今回は日テレが開発・無償提供を行っている情報リテラシー教材を紹介。日本テレビは港区教育委員会などの協力を得て、「あやしい情報に出会ったらどうしたらいい? ~テレビ報道記者の仕事をヒントに考えてみよう~」を開発した。このプロジェクトのリーダーを務めるコンテンツ制作局局次長の横田崇がスタジオに登場。プロジェクト誕生のきっかけについて横田は「スマホ世代の子供達の正しい情報を見極める力を育てたい」と語り、社内で同じような志を持つメンバーが集まりプロジェクトが発足されたと話した。また、報道局のスタッフが小中学校を訪れて行うメディアリテラシーの授業も開始。情報の真偽を見分けるために必要な一次情報を確認することの大切さを学んだ。授業にはタブレットを使用。3人1組で一緒に考えながら授業を行うことで子供達の集中力が45分間持続するという効果もあった。港区の全公立小学校で教材が採用されていたが、今回全国向けのリリースが決定した。横田は「一人でも多くの先生や生徒さんにこの教材を使ってもらって是非正しい情報を自分の目で選ぶ、不確かな情報は自分からは拡散しないみたいなことを小学校のうちからちょっとでも持ってくれるきっかけになると嬉しいなというふうに思ってます」と語った。