おなじみハンバーガーチェーンの「マクドナルド」は場所によって同じメニューでも価格が異なっている。JR五反田駅を中心にした2キロ圏内の店舗で検証すると、まずは五反田駅の目の前にあるアトレ五反田店でビッグマックを購入すると値段は530円。しかしここから歩いて15分、およそ1キロ離れたマクドナルド目黒不動前店へ行ってみるとビッグマックの値段は500円。30円安くなった。更に今度は歩いて20分、1.5キロほど離れた戸越銀座店に行ってみるとビッグマックの値段は480円に。五反田エリアの3つの店舗でこれだけ価格が異なっている。実はマクドナルドでは通常価格で商品を販売する通常店に加えそれよりも最大30円値段を上げた準都心店そして最大90円値段を上げた都心店と主に3つに分けていて価格の差を設けている。今回検証したエリアはおよそ2キロ圏内でもこんなに価格が違う。価格差を導入してからもマクドナルドの業績は好調で過去最高益を更新した。更に近年マクドナルド以外にも地域別価格を取り入れるチェーンが増加。スシローではまぐろの赤身が郊外店で120円、準都市型店で130円、渋谷などの都市型店では150円となっている。