歌手・教育学博士であるアグネス・チャンが「沈みゆく国 キリバスのいま」をテーマに講演を実施。アグネスはキリバスのタラワ島を地図で形状を紹介し、一番狭い箇所は25mほどしかなく、一番の高所でも3mしかなく、数年後には沈んでしまうと言われているが、自然は素晴らしく海も美しい素晴らしい国で島なのだなどと写真を紹介して伝えた。アグネスはタラワ島では地下水が生活用水であるが、水位が上がり海水が混入して飲めなくなり、雨水をタンクでためているが干ばつ地帯であるため政府による配給が行われていているが、決まった場所へ水を取りに行くことが面倒になった島民は配給場所に行かずにホースに穴を開けて取ってしまうなどの問題も発生し、また海外からの輸入する水は高価で島民には手が出せないのだなどと語った。アグネスはキリバスの経済は英による植民地時代に資源を掘り起こし尽くし、その恩恵として基金が贈呈されその利子で経済が賄われ、またキリバス領内の海域で漁をする各国に権利を売って収入としてきたが温暖化により魚が移住していなくなったため権利を購入していた各国が撤退してしまったなどと明かした。
アグネスはキリバスでは8割の国民が政府からの支援で生活し、政府も外国の援助に頼っている形を取っており、更には昔には殆どなかった災害も温暖化の影響から嵐が発生するようになり、国民は従来の生活を変えていかなくてはならないようになったのだなどと伝えた。アグネスは国民たちは国から支給される袋に砂を詰めて高潮対策しているが、誰もが袋をもらえるわけではないため、多くはゴミが入ったゴミ袋を変わりに配置して、不衛生でありながらも気候変動に抗っているなどと語った。アグネスはキリバスの若者たちが団体を組織してキリバスの現状を発信し、温暖化を自分たちで学ぶ活動をしており、そんな若者たちが最も大事にしているのがコミュニティーであり、皆が集まれば歌って踊るのだなどと述べた。アグネスはキリバスではユニセフの介入により小学4年生から温暖化について学ぶことが義務付けられるようになり、生き残るすべを身に着けているなどと告げた。アグネスはキリバスは残すべき国であり、国民も文化も素晴らしいのだと説いた。
アグネスはキリバスでは8割の国民が政府からの支援で生活し、政府も外国の援助に頼っている形を取っており、更には昔には殆どなかった災害も温暖化の影響から嵐が発生するようになり、国民は従来の生活を変えていかなくてはならないようになったのだなどと伝えた。アグネスは国民たちは国から支給される袋に砂を詰めて高潮対策しているが、誰もが袋をもらえるわけではないため、多くはゴミが入ったゴミ袋を変わりに配置して、不衛生でありながらも気候変動に抗っているなどと語った。アグネスはキリバスの若者たちが団体を組織してキリバスの現状を発信し、温暖化を自分たちで学ぶ活動をしており、そんな若者たちが最も大事にしているのがコミュニティーであり、皆が集まれば歌って踊るのだなどと述べた。アグネスはキリバスではユニセフの介入により小学4年生から温暖化について学ぶことが義務付けられるようになり、生き残るすべを身に着けているなどと告げた。アグネスはキリバスは残すべき国であり、国民も文化も素晴らしいのだと説いた。