昨日投開票の東京都知事選挙は投票率が前回を上回る60.62%で、午前3時時点で現職の小池百合子氏が290万9757票で3期目の当選を決めた。2位には165万1918票を獲得した広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏が、前参議院議員の蓮舫氏は3位と厳しい結果となった。現職の小池氏は、新型コロナウイルス対応や子育て支援策など2期8年にわたる実績をアピールし、政党色を出さないことで幅広い支持を得た。石丸氏は今後の政治活動について「まだ決めていない」としつつも、岸田総理大臣の選挙区である広島一区への出馬の可能性に言及した。蓮舫氏は反自民政治、非小池都政を掲げて立憲民主党、共産党、社民党の支援を受けて選挙戦を戦かったが、支持が広がらなかった。