立憲民主党はきのう両院議員総会で、幹事長に小川淳也氏、政務調査会長に重徳和彦氏、それに国会対策委員長に笠浩史氏を起用するなど、野田代表の就任に伴う新たな執行部を発足させた。新執行部のメンバーは早速、日本維新の会、共産党、国民民主党の3党にあいさつ回りを行った。新執行部は早期の衆議院選挙に備えて野党連携を進めるため、ほかの野党と丁寧に協議を進める方針。一方、党内では野田が幹事長ら主要ポストを代表選で自身を支援した議員で固めたことに早くも不満が出ていて、衆議院選挙に向けた挙党態勢の構築も課題になっている。