ネット通販や電子書籍の普及などで全国で書店が少なくなる中、出版取次会社が新たな取り組みを始めている。出版取次とは、出版社が発行した本を仕入れて書店に卸す会社のこと。書店を支援するサービスを紹介。東京・港区にある書店では、客がスマートフォンを首から提げイヤホンを装着して店内を歩いている。耳元では舞台俳優による音声が流れている。これは、現実の風景と仮想世界の音声を重ね合わせた「MR」という技術による新サービス。料金は30分程度で1980円。スマホのセンサーやAIによる画像認識で、客の位置と動きを把握。声の主は“透明人間”という設定で、客のいる場所に合わせて様々なジャンルの本を紹介してくれる。出版取次会社が1年前からサービスを始めたところ、この書店では客足、本の売り上げともに前の年の2倍以上になった。
山梨県北杜市にある小規模書店は、自然に囲まれた場所で浸りたくなる本をセレクトしているということで、独自のセンスが支持されて連日多くの客が訪れている。この店の開業を支援したのが出版取次会社。出版取次会社は通常は毎日のように本の配達を行うが、小規模書店向けに始めたサービスでは、雑誌の取り扱いをやめて週1回だけにした。配達コストを減らすことで、取次会社は利益を確保する。そして書店側には、通常は開業する書店に求めている連帯保証人や保証金を不要とすることで開業のハードルを下げた。この仕組みで開業を呼びかけて3週間。すでに50組以上と商談が始まっている。美容院や行政書士事務所からも、書店を始めたいと問い合わせがあるという。
山梨県北杜市にある小規模書店は、自然に囲まれた場所で浸りたくなる本をセレクトしているということで、独自のセンスが支持されて連日多くの客が訪れている。この店の開業を支援したのが出版取次会社。出版取次会社は通常は毎日のように本の配達を行うが、小規模書店向けに始めたサービスでは、雑誌の取り扱いをやめて週1回だけにした。配達コストを減らすことで、取次会社は利益を確保する。そして書店側には、通常は開業する書店に求めている連帯保証人や保証金を不要とすることで開業のハードルを下げた。この仕組みで開業を呼びかけて3週間。すでに50組以上と商談が始まっている。美容院や行政書士事務所からも、書店を始めたいと問い合わせがあるという。
住所: 東京都千代田区神田駿河台4-3
URL: http://www.nippan.co.jp/
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