日本原電は東海第二原発の再稼働を目指して安全対策工事を進めているが、建設中の防潮堤の基礎部分に不備が見つかり、原子力規制庁は防潮堤の設計事態を抜本的に変更し、不備が見つかった部分の立て直しを含め検討をするよう求めている。日本原電は設計の見直しを検討してきたが、今月7日基礎部分を残したまま補強を行う考えを説明したことが気象庁への取材で分かった。規制庁は今後この見直しで十分な南税制を確保できるか審査することにしている。日本原電の関係者は大幅な追加工事を伴うことで強度が確保されるとしたうえで、実質的な作り直しだと話していて、工事に入っていな時間がかかることから、来月としている安全対策工事の完了時期は延期が避けられない見通し。東海第二原発は電力需給が必発する状況はエネルギー安全保障に対応するため、政府から再稼働を目指す原発の一つに位置付けられている。