中小企業の賃上げの状況について、日本商工会議所が初めて調査したところ、ことし4月時点の正社員の賃金は、平均で月額9662円の増加となり、賃上げ率は3.62%となったことが分かった。業種別に見ると、その他サービス業などで4%台となった一方、運輸業は2.52%など、ばらつきも見られた。日本商工会議所産業政策第二部・清田素弘副部長は「“社会全体で賃上げへ進んでいかなくては”との理解は中小企業でも出ているのでは」と述べた。
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