- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像と挨拶。
水原元通訳有罪についてトーク。星アナは「支払う額は現時点で大谷選手に対しておよそ26億5000万円また22年分の追徴課税として日本の国税庁にあたる内国歳入庁に対しておよそ1億8000万円あわせて28億円以上になります」などと話した。
ギャンブル依存症についてトーク。ギャンブルで重度の問題を抱えた人はアメリカで約250万人と推定されている。38州でスポーツ賭博が合法となっている。ジェームズ教授は「スポーツは若い男性の文化でもある慣れ親しんできたものなのでスポーツ賭博に手を出すことも不思議ではない」などと話した。
きょう公表された合計特殊出生率は、1人の女性が産む子どもの数の指標の推移。去年は1.20、統計を取り始めて以降、最も低くなった。去年はすべての都道府県で、前の年よりも低くなった。全国で最も低かったのが東京都、0.99と1を下回った。少子化に働き方が関係していると実感している人もいる。妻と共働きで、3歳の子どもを育てている男性を取材。人材派遣会社で働いていた男性は、子どもの保育園への送り迎えのため、午前7時半に出勤し、午後6時に退勤。帰宅してからも、育児の合間や深夜、早朝に残った仕事をせざるをえなかった。体力的にも精神的にも限界を感じ、ことし2月に在宅を中心とした仕事に転職。長時間労働を前提とするこうした働き方では、2人目の子どもは考えられなかったという。少子化問題に詳しい専門家は「出生率が低下する要因の一つに、日本社会の硬直化した働き方がある」と指摘。立命館大学・筒井淳也教授は「日本の働き方は、基本的には家に配偶者がいて、子供の面倒を見てくれる、家事をしてくれることを前提とした働き方」と語った。生産性を維持しながら、労働時間を減らす取り組みを進めている企業がある。地ビールの製造や販売を行う企業は、特定の社員に負担が偏らないようにするため、社員どうしが業務状況を共有し、平準化する取り組みを行っている。業務を引き受ければ、お礼の金券を受け取ることができるアプリも導入。長時間労働につながっていた店舗の閉鎖にも踏み切るなどして、残業時間を約3割減少させた。さらに短時間で成果を上げようと、社員の意欲が高まったことで、新商品の開発が進み、売り上げは約1.5倍に。増えた分は社員の給与にも充て、賃上げを実現。こうした取り組みで、社員の家庭で生まれる子どもの数は、5年前までは年に1人程度だったが、去年は5人に増えた。ビールの製造販売企業・嶌田洋一社長は「諦めずに生産性をあげて、働く環境をよくしていこう、労働時間を減らしていこうと少しずつ進めていかないと」と語った。気兼ねなく育児休業を取れる取り組みを行っている企業を取材。大手損害保険会社勤務・鶴海翔太さんは、去年第1子を授かり、1か月間、育休を取得。育休を取ることで、職場に迷惑をかけてしまうかもしれないと考えていた鶴海さんの後押しになったのが、育休を取った際、同じ職場の従業員に最大10万円の手当が支給される制度だった。育休を取った従業員の業務は、同僚が代わりに行う。鶴海さんの育休取得で手当をもらった人は「お互い快く休みに入ることはうれしいこと」と語った。昨年度から始まったこの制度。これまでに全体の4割の部署で手当が支給された。損害保険会社人事部・宮岸弘和課長は「総労働時間をできるだけ減らしていって、育児と両立する社員も支える側の社員も垣根がなくなっていく事が理想的」と語った。これから求められる少子化対策について、立命館大学・筒井淳也教授は「大事なのは結婚したり、子どもをもつことが、人生に大きく影響しない実感をいかに持てるか。両立支援策が必要」と述べた。
子供子育て支援法の改正法についてトーク。星アナは「政府は少子化対策の強化に年間3兆6000億円が必要としていて財源は歳出改革などに加え国民・企業から集める支援金制度の創設で捻出するとしています」などと話した。
「冬の屋外で2時間以上、謝罪させられた」「歯を食いしばれと言われ、殴ろうとしてきた」などの客からの迷惑行為などのカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラについての調査結果が発表された。今回の調査では、回答者のおよそ2人に1人が、2年以内にカスハラの被害に遭ったと答えている(UAゼンセンの調査)。企業や自治体も対応を進めている。街の人たちに聞いてみると、カスタマーハラスメントを受けたという声、多く聞かれた。きょう繊維や流通などの労働組合で作るUAゼンセンは、カスハラの調査結果をまとめた。UAゼンセン柳津部門・佐藤宏太執行委員は「カスハラ被害にあっている現場従業員が非常に多い」と述べた。調査はサービス業の組合員を対象に行い、3万3000人余りから回答があった。「2年以内にカスハラの被害に遭ったことがある」と回答した人は46.8%。約2人に1人だった。このうち心身の状態に変化があったか尋ねたところ、「嫌な思いや不快感が続く」などの回答があったほか、「心療内科などに行った」という回答もあった。佐藤執行委員は「従業員の被害状況、形態を十分に把握したうえで、従業員目線での対策が不可欠であると改めて浮き彫りになった」と述べた。カスハラ(カスタマーハラスメント)の被害をどう抑えるのか。大手通信会社は、東京大学とAI(人工知能)を使った対策の研究を進めている。コールセンターで働く人の心理的負担を減らそうというシステム。怒りの声を抑制するために、AIによって高い音に変換された。声を低くするなど、さまざまなパターンが。会社では、オペレーターが客の怒りを認識しつつ、怖さを感じない声を選べるようにしたいとしている。このシステムは、来年度中の事業化を目指している。大手通信会社プロジェクトの代表・中谷敏之さんは「コールセンターの離職率が高い。(職場環境が)全然改善されていない。つらい部分を無くしたくて。明るい現場にしたい」と語った。自治体の中にも、カスハラ(カスタマーハラスメント)の対策を行っているところがある。栃木・宇都宮市は、今月1日からすべての職員の名札を名字だけの表記に変えた。窓口で職員の対応に不満を持った市民などが、その場で名札を撮影して脅すケースなどが相次いでいたことを受けた取り組み。また徳島・徳島市では、ことし3月から職員の名札を名字だけにしたうえで、ひらがなとローマ字で表記する形にしている。一方、課長以上の管理職は、部署の責任者として対外的な対応が必要なため、引き続き氏名を表記した名札を使うことにしている。東京都は、全国初のカスハラ(カスタマーハラスメント)防止条例の制定に向けて検討を進めている。これまでに示された方針によると、カスハラを就業者に対する暴言や、正当な理由がない過度な要求などの不当な行為で、就業環境を害するものなどと定義。カスハラを行う対象として、客のほか、役所の窓口や学校などを利用する人も含まれるとし、罰則は設けないとしている。専門家は、防止に向けて、何がカスハラに当たるかを見える化することが重要だと指摘する。東洋大学・桐生正幸教授は「カスハラとは何か定義が必要。東京都の条例は様々なケースを浮き彫りにする意味で、カスハラの線引きをつけることができる」と述べた上で、「問題はあまりに過度なサービスをしすぎたゆえにカスハラが生まれたことを企業側も消費者側も自覚しなければいけない。新しい消費者教育、新しい消費者マインドも同時進行で進めていかなければいけない」と述べた。
政治資金規正法はきょう、衆議院の特別委員会で岸田総理大臣も出席し、質疑が行われた。その後の採決で、自民党が提出した改正案が可決。あす本会議でも可決され、参議院に送られる見通し。政治資金パーティーを巡る事件をきっかけに、派閥の解散や政治倫理審査会、関係議員の処分、トリプル補選での自民党の敗北、この半年、政治は激動。去年末、火の玉となって信頼回復に取り組むとした岸田総理。その約束はどこまで果たされたのか。午後、国会に入った岸田総理大臣から、自民党、公明党の国会対策委員会にシュークリームの差し入れが。公明党には、10個入りの箱が5箱。村井官房副長官が訪れ、法案成立に向けた協力に謝意を示したという。立憲民主党・安住国対委員長は「改革の名に値しない。いい加減さを突いていきたい」、日本維新の会・馬場代表は「自民党が譲歩を重ねて、最終的に維新案をのんだ」、公明党・山口代表は「ほぼ合意ができた」と述べた。委員会での質疑に臨んだ岸田総理大臣。党から支給される政策活動費を巡り、立憲民主党から追及。立憲民主党・岡田幹事長は「“政策活動費”そのものが、何でもかんでも認められるわけではない。第三者機関が判断したうえで認めることにしないと、事実上の脱法行為を認めることになる」とただし、岸田首相は「個人のプライバシーや政党の戦略的な取り組みが外部に知られるといった点に配慮しながら、具体的なルールを作っていく。第三者機関についても議論していく」と述べた。第三者機関の設置について、岡田幹事長は「少なくとも来年度の収支報告から適用できるよう、年内に準備を終えると約束してもらえないかとただし、岸田首相は「政治の自由や透明性との関係でどのような機関を作るのかなど簡単な議論ではない。できるだけ早く取り組みを進めることが重要」と述べた。自民党が公明党と日本維新の会の主張を踏まえて新たに修正した法案は、3党などの賛成多数で可決された。立憲民主党、共産党、国民民主党などは反対した。自民党の法案は、あす衆議院本会議で可決され、参議院に送られる見通し。
政治資金問題への対応に追われた半年。岸田内閣の支持率は低迷してきた。岸田総理が信頼回復のため、幅広い合意を得て実現を目指すとしてきた政治資金規正法の改正は、修正に修正を重ね、公明党と日本維新の会が賛成、今の国会で、法改正が実現する見通しとなり、一定程度、岸田総理のねらいどおりになったといえる。ただ立憲民主党などほかの野党は「改革の名に値しない」などと批判しており、これで信頼回復が図れるかは分からない。一方、岸田総理の決断、党内からは不満の声も出ている。気になるのが、党幹部らの結束。去年9月の映像では、岸田総理は自民党・麻生副総裁、茂木幹事長と緊密に連携し三頭政治ともいわれ、みんなにこやかな表情。しかしおとといの3者会談後の映像では、岸田総理は険しい表情に見える。麻生副総裁と茂木幹事長は、パーティー券の公開基準額を、5万円超に引き下げることに反対していたとされるが、岸田総理がそれを押し切って、公明党の主張をのんだことで、関係がぎくしゃくしているという見方が出ている。岸田総理、秋には再選を目指す自民党総裁選挙が控えている。再び政権浮揚を図れるか、政治資金規正法の改正が、国民の理解を得られるかどうか、その評価にかかってくると思う。
働く人の給料はことしの春闘で高い水準の賃上げが相次ぎ、基本給などに当たる所定内給与が約30年ぶりの高い伸び率となった。しかし物価を反映した実質賃金となると、マイナスが続いている。4月の基本給や残業代などを合わせた現金給与の総額は、29万6884円と、前の年の同じ月に比べて2.1%増加(厚生労働省「毎月勤労統計調査)。このうち基本給などに当たる所定内給与は、約30年ぶりの高い伸び率となっている。一方で、物価高騰の変動分を反映した実質賃金は0.7%減少。マイナスは25か月連続で、過去最長を更新。
千葉・印西市の焼き肉店。円安などの影響で仕入れ値が上がっている一方、メニューの値上げはこれ以上は難しく、厳しい状況が続いている。そうした中でも、運営会社では、配膳ロボットの導入や材料をまとめて仕入れることで経費を削減し、ことしは賃上げを実施。しかし物価の上昇に追いついていないのが現状。少しでも賃上げの不足分を補おうと、IT企業と共同開発したアプリは、客が飲食代金に応じてたまるポイントを、応援したい従業員にチップとして渡すことができ、その分は給料に上乗せされる。焼き肉店経営会社・菰岡翼専務取締役は「厳しい環境の中で、賃上げにつながる仕組みを作るかが大事」と述べた。実質賃金はいつプラスに転じるのか。大和総研・神田慶司シニアエコノミストは「春闘を受けた賃上げの結果がさらに反映されていくと、早ければ夏ごろにも実質賃金はプラスに転換していくと見ている」と話す一方で「中小企業でどれくらいベースアップが進むか不透明感が強い」と語った。
静岡県で着工できていないリニア中央新幹線を巡って、先月の選挙で初当選した静岡県・鈴木康友知事と、JR東海・丹羽俊介社長が静岡県庁で初めて面会した。丹羽社長は「大井川の水資源の利用に影響を与えない、南アルプスの環境保全に最大限努める」、鈴木知事は「(リニア中央新幹線は)推進する必要があると理解している」と述べた。
中小企業の賃上げの状況について、日本商工会議所が初めて調査したところ、ことし4月時点の正社員の賃金は、平均で月額9662円の増加となり、賃上げ率は3.62%となったことが分かった。業種別に見ると、その他サービス業などで4%台となった一方、運輸業は2.52%など、ばらつきも見られた。日本商工会議所産業政策第二部・清田素弘副部長は「“社会全体で賃上げへ進んでいかなくては”との理解は中小企業でも出ているのでは」と述べた。
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全国の気象情報を伝えた。
カブスの今永昇太はホワイトソックス戦に先発し、味方のエラーで先制点を許し、HRなども浴びて5失点。だが、エラーしたクリストファー・モレルが2ランを放ち、終盤にチームは逆転に成功。カブスが7-6で勝利し、今永に勝敗はつかなかった。
ドジャースの大谷翔平は160キロを超える速球が持ち味のアロルディス・チャップマンと対戦し、2試合ぶりのヒットをマークした。だが、打線が続かず、パイレーツが1-0で勝利した。
23年のドラフト会議で全体1位で指名され、パイレーツに入団したのがポール・スキーンズ。平均球速が約160キロで、大リーグの先発投手ではトップに位置する。スライダーは鋭く、150キロ台で曲がって落ちる変化球”スプリンカー”も武器とする。出身地はエンゼルスタジアムに近く、15歳の時、大谷翔平のデビュー戦を生で観戦していた。大学まで投打の二刀流を続け、大学野球選手権を制して最優秀選手に輝いた。大リーグのデビュー2戦目、6回に降板するまでノーヒットノーラン、11奪三振をマークしていた。ドジャースとの試合前日の取材、スキーンズは「対戦することで自分の現時点での力が分かる」と楽しみにしている様子だった。
巨人との交流戦に先発した種市篤暉は快投を続け、8回無失点の好投。試合はロッテが4-3で勝利した。
日本ハム対広島の交流戦で、日本ハムの悪送球から広島が追加点をあげるなど、6-0で勝利した。
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中日対ソフトバンクの交流戦で、近藤が2点タイムリーを放つなど、ソフトバンクが5-1で勝利した。
阪神対楽天の交流戦では阪神の若手選手が奮起するも、9回、小郷裕哉が2ランホームラン。楽天が3-2で勝利した。