日本国際学園大学の荒幡教授はコメの値下がりについて、過剰になっているなどとのべ、本来は不足時に時間をおかず増産するが、そうはいかないため値下がりに繋がっているという。アジア成長研究所の本間さんは、価格変化は需要と供給によってきまる。コメの値下がりは過剰になっており、その要因はひとつの生産そのものが増えたこと。なおかつ在庫が存在すること。一方で、米離れにより需要が減っていることが価格を下げる現象に繋がっているなどとコメント。荒幡さんは、在庫が多い状況と今年に入り8年産米などコメ値下がりの背景には3つの要因がある。それは政府の“需要見通し”多めに生産、農家の“高い生産意欲”、ことしの“生育状況”良好であること。これによりさらなる増産・過剰になる見込みとなっている。本間さんは流通在庫の中には高い価格で仕入れてしまった業者があり苦労しており、この値下がりについて、続くと思うなどとコメント。荒幡さんは生産者への影響について、経費や資材価格が上がっているため値下がりが2000円くらいまで下がってしまうと農家にとってはかなりの打撃になる。本間さんは生産者について、見方をかえれば長期的な日本の農業を強くするチャンス。構造をかえることが必要だということが共通認識として出てきた時期だと思う。今の価格水準について、本間さんは価格は需要と供給で決まるがそうなるとその価格で生産できるのかの判断が必要で、消費者もコメよりパンがいいなど選択をしてきているはず。そのため市場できまる価格を基本としてそれをみながら生産・消費を行っていくことが重要などとコメントした。荒幡さんは今の価格について、資材価格の高騰からするとどこまでも下がっていいものではないが、どのへんが適正かは難しいところ。市場で決まるものですから操作することは本来やるべきことではないため、どれがいいとかはいいにくい段階などとのべた。
