将棋の叡王戦第5局が昨日行われ、藤井聡太八冠と伊藤匠七段が対戦。2人は同学年。2勝ずつを挙げ最終局。お互いの印象について、藤井八冠は「本当に高い実力を持っている」、伊藤七段は「本当に最強の棋士」。同世代のライバル。藤井は負けず嫌い。小学生の時、将棋の全国大会で2人は対戦、伊藤七段が勝利。負けた藤井八冠が悔し涙、伊藤七段に「藤井を泣かせた男」という異名も。伊藤七段と同じ将棋クラブだった川島さんは「負ければ負けるほど悔しくてどんどん火がつくタイプ」。伊藤七段の師匠・宮田八段は「小学1年生や幼稚園の子供達はワイワイしているがそういうのがなかった。強くなりたい、そういう所があった」。最終局は伊藤七段が勝利し、藤井八冠は七冠に陥落した。伊藤七段は「藤井さんを追いかけてここまで来られた。タイトルは子どもの頃から夢見てきたもの、とても嬉しい」。藤井は「終盤でミスが出てしまう将棋が多かったので結果もやむを得ない」。藤井聡太八冠のタイトル独占期間は254日で、羽生善治九段は168日だった。藤井七冠は来月1日に棋聖戦、来月6・7日は王位戦の七番勝負が始まる。
住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
URL: http://www.shogi.or.jp/
URL: http://www.shogi.or.jp/