子どもたちが制作した防災マップのコンクールで、別府市の児童クラブの子どもたちが作ったマップが最高賞の1つに選ばれた。このコンクールは、子どもたちに日頃から防災について考えてもらおうと日本損害保険協会などが毎年行っているもので、ことしは、全国から1413点が寄せられた。このうち別府市の「ポラリス児童クラブ」の子どもたちが制作した「防災6年探検隊」が、最高賞の1つの「キッズリスクアドバイザー賞」に選ばれた。きのうは別府市で表彰式が行われ、日本損害保険協会大分損保会の甲斐友邦会長が、「目で見てわかりやすい工夫が施されている。このマップが別府の方々に周知されてほしい」と述べた。作成されたマップには、津波がきたときに、自分たちが通っている海沿いの学校からどのように逃げたらよいのかや、ペットと一緒に逃げられる避難所などが示されている。また、破損して見えなかった海抜表示板について市長に提言したところ、去年春に取り替えられたことも記載されている。