独裁的な政治が崩壊したシリアで新たに発足した暫定政権の閣僚がNHKのインタビューに応じた。9日首都ダマスカスでNHKの単独インタビューに応じたのは通商産業担当の閣僚に就任したマヘルハッサン。ハッサン氏は日本を含む国際社会に支援や投資を呼び掛けた。また暫定政権の統治にイスラム過激派を母体とする勢力が主導することについて少数派のキリスト教徒などから懸念の声があがっていることについて、国際社会からも少数派への配慮を求められる中懸念の解消に努めていくと強調。その上で国の安定・融和、復興を進めていく決意を示した。