災害関連死に関して重要なのがTKB。T・トイレ(衛生)、K・キッチン(食事)、B・ベッド(睡眠)。最近ではTKB+Wとも。W・ウォーム(暖かさ)。どう避難所環境を維持するかも重要。NHKは「南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域」指定の14都県139の自治体を対象に避難所で必要な備蓄に関するアンケートを行った。96%に当たる134の市町村から回答を得た。冷暖房機器、トイレ、ベッドの備蓄が十分ではないと答えたのは125自治体(93%)。今回の被害想定については避難者についてのデータも。医療機関で受け入れきれない患者15万5000人、人工透析が必要な人のうち停電や断水の影響を受ける人12万人、人工呼吸器を在宅で利用している人のうち停電の影響を受ける人6700人。関連死対策はこれから本気になって取り組まなければいけない。岡田は「明日の自分や周りの少なからず手の範囲の届く人を守るには今日の自分の選択肢が大事だと改めて思った」等と話した。