NHKの2人のパレスチナ人スタッフがガザ地区の今を記録した。火を起こすための使い捨てライターは新品を手に入れるのが難しく修理して繰り返し使う。修理屋は「私たちは世界にこの殺りくをやめるよう伝えたい、も十分だ」と話した。パンや総菜を売るベーカリーも苦境に。ガスの供給が不足しているため食用油を燃料に使えるように改造していた。電気オーブンの燃料も食用油、冷蔵庫のモーターで空気を送り火力を保つ。9月に新学期を迎えた多くの子どもにとっては約3年ぶりの対面授業。ガザ地区の人口約213万人のうち半数近くが18歳未満の子ども(PCBS=パレスチナ中央統計局・ことし4月公表)。平和の象徴・オリーブの植樹も行った。机・いすがない教室も、避難テントやたきぎに使われたという。学校の建物の約98%に被害(ユニセフ=国連児童基金・ことし4月発表)、失われた学びの場を取り戻す活動が続く。教師は「私たちは多くの犠牲が出た若い世代を育てなければならない。だからできることは全部やる」などと語った。
