考古学者らは大阪・高槻市にある今城塚古墳には継体天皇が葬られたと推測する。先代が崩御し、後継者が決まらないなか、遠縁だった継体天皇に白羽の矢が立った。即位した時には58歳。ちなみに聖徳太子の曽祖父である。古墳の南側を流れる淀川水系の一体に拠点を構え、朝鮮半島で危機に瀕していた加耶から救援要請があると、派兵した。だが、横槍を入れたのが九州の豪族、筑紫君磐井。地方豪族たちは朝廷に反旗を翻すも、最終的に大和政権が勝利。継体天皇は大和政権の中央集権化を盤石にした。
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