囲碁の「最年長対局記録」と持つ98歳の杉内寿子八段がきょう付で棋士を引退した。1927年生まれの杉内八段は太平洋戦争中の1942年に入段し、1991年から女流名人戦で4連覇している。先月10日には98歳4カ月4日の最年長対局記録を達成していた。杉内八段は引退にあたり「『碁は芸道にして一生の修行』を信条に今日まで励んで参りましたが、6時間休憩なしの対局はこれ以上無理と判断いたしました」とコメントしている。杉内八段は98歳まで続けたということで、あす九段に昇段する。
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