今年1月、最強寒波が日本列島を直撃した頃、JPCZの観測が行われた。観測は荒れる海で行われる。膨らませた風船にラジオゾンデを取り付け空に飛ばす作業を何度も繰り返す。ラジオゾンデから気圧・気温・風・湿度のデータが送られてくる。大気と同時に海の観測も行う。
出航から6日目、JPCZの雲の下に到達。研究チームによる作業は危険となるため船の乗組員だけで観測を続行した。観測データを研究チームが分析した結果、JPCZの規模や海水温と寒気の実態が見えてきた。海の中は水深100mよりさらに深くまで高い海水温が続いていた。
出航から6日目、JPCZの雲の下に到達。研究チームによる作業は危険となるため船の乗組員だけで観測を続行した。観測データを研究チームが分析した結果、JPCZの規模や海水温と寒気の実態が見えてきた。海の中は水深100mよりさらに深くまで高い海水温が続いていた。