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「日本版DBS」 のテレビ露出情報

筑波大学教授・原田隆之が「「日本版DBS」は性犯罪を防げるのか」について解説。2024年に「日本版DBS制度」という性犯罪確認制度が創設。この制度により学校や保育所など子どもと接する職に就く人について過去に性犯罪で有罪判決を受けていないかの確認が義務づけられるようになった。これはイギリスのDBS制度を参考にした仕組みで子どもへの性加害を未然に防ぐことが目的。内閣府の調査では若年層(16歳~24歳)の4人に1人以上が何らかの性被害に遭っている事実が明らかになっている。「日本版DBS」は学校などの事業者が職員を採用する際、同意を得た上でこども家庭庁を通し法務省に性犯罪歴の有無を照会する制度。犯罪履歴がある場合、その事実が通知される。事前確認を通じ、性犯罪歴のある人が子どもと接する業務に従事するのを防止することを目的としている。イギリスでは教育や保育の現場での安全性向上に資する対策として一定の効果が認められている。しかし性犯罪を大幅に減らしたと明確に示したエビデンスは十分ではなく、性犯罪者の再犯率は5~15%程度とされており、窃盗などよりも低い傾向にある。日本の性犯罪前科者の推移を見ても約9割が性犯罪の前科なしであることが報告されている。前科照会程度のみで性犯罪の発生を狡猾的に押さえることは困難であり、予防効果には限界がある。
そのほかにも「日本版DBS」には構造的欠陥がある。第一に前科照会の対象が「有罪判決が確定したケース」に限定されている。第二に前科照会に義務づけられるのは一部の施設に限られており事業者の対象範囲にも限界がある。学習塾やスポーツ教室などは認定を受けるかは任意であるため全ての事業者に義務が生じるわけではない。一方、個人のベビーシッターや家庭教師・医療機関などは制度の対象外となっており、前科照会の仕組みが及ばない。このように対象が限定されている対策は性犯罪抑制に直結するわけではない。「日本版DBS」ができることは、過去に重大な性犯罪で処罰を受けた人の「教育・保育」現場への再流入を防止。事業者が安心して採用判断を行うための材料を提供。保護者や市民に対して一定の安全保障のメッセージを示すこと。一方、できないことは前科のない加害者による性犯罪を防止。家庭内や知人間の性犯罪を抑止。性犯罪の根本的な要因を改善することが挙げられる。前科照会はひとつの予防策にすぎず、それだけで犯罪を防げるわけではない。性犯罪を減らすためには他の治療的、教育的、組織的予防策など複数のアプローチをとることが重要。
必要な補完策は「加害者治療プログラムの拡充」。「子どもと保護者への教育の充実化」。「職場内のガバナンス強化」。一方で、性犯罪の前科者へのプライバシーや人権を守ることも重要。DBS運用にあたっては子どもを守るという正義の名のもとに誰かの人権を侵害するということがないように注意する必要がある。ただこれだけで性犯罪を大きく減らせるだけではなく、前科照会だけではカバーできない領域が存在するため、加害者治療、防犯教育、組織的対策など多面的なアプローチが不可欠。「日本版DBS」は万能な解決策ではなく、複数ある安全対策のうちの一つとして理解することが大切。そして市民社会全体で性犯罪を減らすための環境をどう整えるかが今後の重要な課題となる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年1月9日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,追っかけTIME
神奈川県の自修館中等教育学校で校内に盗撮用カメラが仕掛けられていないかを確認する民間企業の抜き打ち検査が行われていた。立会は校長のみ。他の教職員には知らせず、始業式前日に実施された。背景にあるのは教師による子どもの盗撮。全国の学校で相次いでいることから、民間に検査を委託する学校が増加している。抜き打ち検査は校長立会のもと検査員が目視で確認。カメラが仕掛けられ[…続きを読む]

2025年12月25日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
文部科学省によると、児童・生徒への性暴力などで2024年度、134人の教員が処分された。子どもに接する仕事につく人に性犯罪歴がないかを確認する制度 「日本版DBS」が26年12月に施行される。確認が義務付けられる対象となる職種は教員、保育士、部活動指導員などで、内定者も含まれる。任意で認定を受ける対象となる事業は放課後児童クラブ、学習塾、スポーツクラブなど。[…続きを読む]

2025年12月25日放送 15:49 - 18:00 TBS
Nスタ(ニュース)
こども性暴力防止法に基づく「日本版DBS」は子どもと接する職業を対象に性犯罪歴の確認を義務付ける制度で、来年12月25日から始まる。導入まで1年となった今日、こども家庭庁は制度に取り組む事業者を示す認定マークを発表した。認定マークは「こまもろう」と名付けられた。学習塾など民間の事業者は国から認定を受ければ施設やホームページに認定マークを示すことができる。

2025年12月24日放送 5:25 - 8:14 フジテレビ
めざましテレビNEWS
来年12月施行予定のこども性暴力防止法の中で子供と接する職業を大正に性犯罪歴の確認を義務付ける日本版DBSの導入が決定、おととい行われた検討会でガイドラインが示された。日本版DBSの仕組は学校や保育園などのこども家庭庁を通し法務省に教員などの性犯罪歴を照会、現職員も確認し前科があった場合子供と接しない業務への配置転換などが行われる。犯罪歴確認が義務付けられて[…続きを読む]

2025年12月16日放送 4:05 - 4:15 NHK総合
視点・論点(視点・論点)
筑波大学教授・原田隆之が「「日本版DBS」は性犯罪を防げるのか」について解説。2024年に「日本版DBS制度」という性犯罪確認制度が創設。この制度により学校や保育所など子どもと接する職に就く人について過去に性犯罪で有罪判決を受けていないかの確認が義務づけられるようになった。これはイギリスのDBS制度を参考にした仕組みで子どもへの性加害を未然に防ぐことが目的。[…続きを読む]

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