人工妊娠中絶に使う国内初の飲み薬について国の調査で、販売から半年間、重い合併症などの報告はないことがわかった。妊娠中絶のために使う「メフィーゴパック」は国内初の飲み薬として、入院できる医療機関での服用を必須とするなど慎重な扱いが求められている。こども家庭庁の研究班の調査で、去年の販売開始から半年間で435人が使用し、大量出血など重い合併症の報告はなかったことがわかった。日本産婦人科医会・中井章人副会長は「この薬の普及は不可欠。様々な施設で使用できるように検討する必要がある」と述べた。研究班は「入院施設のない医療機関でも処方可能となれば、薬を必要とする女性の助けになる」としている。
住所: 東京都新宿区市谷八幡町14
URL: http://www.jaog.or.jp/
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