文部科学省が昨日、公表した子どもの視力。令和6年度、裸眼視力が1.0を下回る子供の割合が高った。小学生36.8%、中学校60.6%、高等学校71.7%が視力1.0を下回っている。30年前と比較すると視力は悪くなっている。子どもの視力低下の原因は遺伝は5%程度と言われている。生活環境が大きく影響している。外遊びをあまりしない、スマホやゲームを1時間以上続ける、学校の休み時間に教室にいることが多い、寝る時間が遅い、睡眠時間が短い、30cm以内の距離で読書をすると近視になりやすい。丸田さんは「外に出て遠くを見ることが重要」などと話した。日本眼科医会は「近視を防ぐためには1日2時間は外にいることが有効」「近視予防に十分な照度は具体的には1000ルクス以上」などとコメントしている。日なたは10000ルクス、日陰は1000ルクス、部屋の窓際は800ルクス、屋内は300ルクスだという。こめかみマッサージ、パチパチ体操、キョロキョロ体操を紹介した。疲れ目対策に期待できる食品はベリー系、デーツ、ルテインサプリ。だんのうえ眼科の先生は「スマホやパソコンの使用などで目を酷使し疲れ目に陥りがち。そのままにしておくと目のトラブルにつながってしまうので、日々のケアを心がけてください」などとコメントした。