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「日本社会事業大学」 のテレビ露出情報

精神科の訪問看護ステーション「ソレイユ訪問看護ステーション」(東京)では看護師20人で約300人の患者を担当している。長期入院の解消が求められている一方、自宅で安定せず入退院を繰り返すケースが増えているという。退院後の生活を安定させるために、看護師たちは“家族以外で支える環境”を作ることに取り組んでいる。統合失調症の男性(54)のケースを紹介。自宅では病気を受け入れられない母親とケンカになり症状を悪化させていたため、看護師たちは母親との距離を取るため地域のグループホームへの入居をサポートした。看護師や精神保健福祉士らが連携して地域で見守る態勢を作った。男性の症状は落ち着き、入院することなく地域で生活できているという。訪問看護ステーション・西島暁子所長は「ちょうどいい距離感を保ち、負担なく支えていけるのは第三者だからできること」と話す。日本社会事業大学専門職大学院・曽根直樹教授は「地域での暮らしを定着するにはピアサポーターや家族会など“仲間を増やし孤立を防ぐこと”が大事。多くの患者が退院後に悩む差別や偏見について“地域住民の理解”をどう促すかも課題」と話す。

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