歴史的敗北から一夜、参院選で自民党は改選前から10以上議席を減らし39議席に。注目される石破総理の進退。自公合わせて47議席で目標だった非改選と合わせて過半数に届かず、大敗と言える結果だったが自民党総裁としての判断は。石破首相はアメリカとの関税交渉や物価高対策、自然災害への対応などを理由に続投する意向を表明した。しかしこれには党内外から厳しい声があがった。四面楚歌となり追い込まれた与党のリーダー。実は18年前、自民党が初めて参議院で第1党から転落する惨敗を喫した2007年、当時の安倍総理が続投を表明した際に厳しく批判した当本人が石破総理だった。石破総理は考える続投の理由について「比較第1党」を強調し、過半数には届かないものの議席獲得数トップの政党としての責任があると話した。そして執行部についても森山幹事長ら執行部も続投させる考えを示した。一方、選挙から一夜明けたきのう、自民党と対象的な雰囲気だったのは大躍進を遂げた参政党だ。勝利を報告する街頭演説を行い、神谷宗幣代表の自身に満ち溢れた声が東京・新橋に響き渡った。