依存症の患者はコロナ禍で増えて以来いまだ高い水準で、一度医療につながっても5〜8割が再発すると言われている。新潟県上城市にある国立病院機構さいがた医療センター。県内で唯一、アルコール、ギャンブル、薬物の依存症治療拠点機関として指定されている。15人の入院患者のほか、150人が通院治療をしている。6年前から工作や筋トレ、お菓子作りなど依存症からの回復を目指すプログラムがある。このプログラムは参加者が楽しいことと患者だけでなく、病院スタッフも参加するというポイントがある。依存症の主な治療としては、依存症患者のミーティング、認知行動療法、薬物療法がある。この病院では、来月には市販薬や処方薬に依存する女性対象のプログラムを、夏にはゲーム依存の子どもたちを対象にしたキャンプを予定している。