公明党が態度を硬化させた理由について。共同通信社編集委員兼論説委員・久江雅彦氏は「自民党の修正案に賛成すると、支持母体の創価学会からの反発や、野党から自民党と同じと批判を受ける。都知事選を巡っても自民党の裏金問題で対立構図が懸念されていて、公明党は自民党と同じ穴のむじなではないとアピールしたいのが狙い。」としている。昨日、岸田総理は公明党との強いパイプを持つ菅義偉前総理と会談している。久江氏は「岸田総理自身が動かなければならないほど差し迫った状況だった」としている。与野党は次回の衆議院本会議を6月4日に開くことで合意している。今後の見通しについて、久江氏は「参院での可決成立を考えれば、4日には衆議院を通過させたいと自民党は考えている」としている。
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