新年度予算案は、高額療養費制度の見直しに伴う再修正案とともに参議院予算委員会で採決が行われ、いずれも可決された。参議院予算委員会では採決に先立って討論が行われた。続いて採決が行われ、高額療養費制度の負担上限額の引き上げ見送りに伴って自民公明両党が提出した予算案の再修正案が全会一致で可決された。一方、予算案は自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。立憲民主党、共産党、国民民主党、れいわ新選組は反対した。再修正の予算案は午後の参議院本会議でも可決され、法律の規定などに基づいて衆議院に戻される運び。そして夕方から開かれる衆議院本会議で同意を得て成立する見通し。参議院で修正された予算案が衆議院の同意を得て成立するのは、今の憲法のもとで初めてとなる。
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