先週行われた自民党の両院議員懇談会では、石破総理が続投を表明した。8日、両院議員総会が開かれる予定で、今後の党運営や石破総理の進退などが議題にあがると見られているが、総会では総裁の立場を失わせることはできないという。一方、自民党の党則にはリコール規定があり、党所属の国会議員と各都道府県連の代表1人を合わせた総数の過半数の要求があったとき、総裁選挙が行われるという。一方、リコールが実現すると、党が割れるとの声もあがっている。自民党議員からは「自民党が敗れた原因は、政治と金を巡る問題が根底にある。問題に関わった議員が辞任を求めるのはおかしい」、「自民党への批判がある中、権力闘争とみられるのは得策ではない」などの声があがっている。また、「石破やめるな」と主張するデモなども起きているという。徳橋さんは「水面下では高市氏・茂木氏・加藤氏が麻生最高顧問など党内実力者と面会していて、林氏や小林氏は総裁選で支援を受けた議員やかつての派閥メンバーと面会をするなどの動きが見られています」などと話した。石破政権が続く状況下で、今のところ連携に肯定的な野党は見られないという。一方、総理・総裁が交代すれば、連携に向けた動きが進む可能性もあるという。
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