「一方的に離脱」を伝えられたと高市総裁がいう。きのう行われた自民党と公明党の党首会談で公明党の斉藤鉄夫代表が自民公明の連立政権から離脱する方針を伝えた。連立離脱の背景にはるのは、靖国参拝をはじめとする歴史認識や外国人排斥問題、政治とカネを巡る問題など。自民党が「検討する」との返答にとどまったため、公明党にとっては不十分な回答だったと斉藤鉄夫代表はいう。総理大臣指名選挙について、公明党が抜けたことによって簡単に過半数がとれない状況になった自民党。自民党単独で衆院は196議席にとどまる。立憲、維新、国民の3つを合わせると210となり自民を上回る。立憲民主党は、野田代表ではない他党の党首への一本化に柔軟な姿勢を見せている。野党統一候補として浮上しているのが国民民主党の玉木雄一郎代表だ。玉木氏は、内閣総理大臣をつとめる覚悟はあるという。総理大臣指名選挙で決選投票になった場合、斉藤代表が高市総裁に入れる可能性もある。公明党はきのう、来週以降は野党のッ国会対策委員長会談に出席させてほしいと野党側に伝達した。公明党が野党と連携する可能性もある。臨時国会の召集は今月20日か21日で調整されている。
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