先週金曜日、公明党が自民党との連立離脱を表明したことで、一気に不透明感が増した次の総理大臣選び。仮に、立憲民主党・日本維新の会・国民民主党がまとまった場合、政権交代もあり得る事態。キーパーソンとなっているのは、国民民主党の玉木代表。野党一本化には、安全保障や基本政策の一致が条件であると強調している。今後野田代表との党首会談を行う予定で、テーマなどを整理するためきょう夕方野党3党の幹事長会談が行われる。また、ついさきほど自民との幹事長会談が行われた。国民民主党は、各党との協議を踏まえて今後どの党と協力するかを決めるという。こうしたなか、公明党・斉藤鉄夫代表からも新たな発言。昨夜日本テレビのインタビューで、首相指名選挙でどう動くのか問われると「あらゆる可能性を考えています」などと答えた。決選投票の場合、当初は「野党首相の名前は書けない」と話していたが、きのうのインタビューでは野党首相への投票も排除しない姿勢を示した。一方、窮地に陥っている自民党。維新との連携を模索しているが、党内からは「維新と連立を組めば公明党は二度と連立を組めなくなり、自民党にとって“死”を意味する」との声が上がっているとのこと。
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