宮根さんは「鈴木幹事長の話を聞くと、これがまさに少数与党の姿だなと思うのが、『うちと政策が近いのでその政策は協力して進めていきましょう』と国民民主と話をされた。おそらく維新とも『うちはここは飲めるので協力していきましょう』そういうふうに1つ1つの党といろんな交渉をしながら政策を進めていかないといけないので、めちゃくちゃ労力がいるんですね」と言うと石原さんは「労力もいるし、時間も当然かかる。政策といっても大まかな本線は一緒でも法律まで落とすと結構時間がかかる。ですが、そこを丁寧にやらないと齟齬をきたした際に『言っていたことと違う』となる。国民の皆さんにもご理解いただきたいのは、連立政権というのはそんなに簡単に物事は進まない。しかしこれは民主主義の中で世界の国であり得る。少し多めに見て頂いて、ともかくやるべき政策で一致する、そこだけは通して下さいっていう形で当面の物価高対策はやるべきだと思う。宮根さんは「今後立憲の安住さんなんかと話をして、政策の一致を見るとなると、榛葉さんとしては自分たちの政策を立憲の安住さんも飲むという覚悟はあるのか?というところまで詰めていくということですよね?」とくと石原さんは「そりゃあ詰めていかないと。村山富市さんのDNAを継いでいる立憲民主党であるならその時(村山さん)に比べると小さな決断だと思う」などと話した。野村さんは「榛葉さんが結局何を言っているかと言うと、物価高対策について財源も含めどこまでやれるのかということについて、国民(民主)が提示しているやり方をちゃんと年内に実現するというところまで約束さえすればそっちに寄るとはっきり言っている。この方が政策実現としては可能性が高く、特にガソリン税に関して言うと、今年の財源としては(税収が)上振れている部分があるので十分にある。あとは7~8兆円規模になってくる“年収の壁”を上げるかどうかが唯一飲めるかどうか、調整できるかどうかというところだと思う。高市さんは飲むと思う」などとコメントした。
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