皇室典範改正案はあす審議が始まることになった。衆院ではあす午前に委員会を開き公開で審議した後、採決することを決めた。午後には本会議が開かれ衆院を通過する見込み。改正案は女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにするほか、旧宮家の男系男子を養子に迎えられるようにするもの。養子案については異論も出ている。中道は政府案に賛成する条件として、養子の子どもの皇位継承権の扱いを「将来の検討課題であると明確にすべき」とし、議長による付帯決議の修正を求めているが、自民党は応じない方針。自民党関係者は「天皇家の話で反対すれば与党には戻れない」として、旧公明党の議員を含む中道は反対ではなく棄権するのではないかとも分析している。改正案に衆・参の野党第1党が賛成しない可能性が出てきたが、自民党幹部としては維新などより保守的な考え方も抑え込んでいる状況で「ガラス細工を壊すわけにはいかない」と話す。皇室典範の改正を促進する意見書が地方議会で次々と可決している。意見書は本来、野党が世論を味方につけるための常套手段だった。なぜ野党の常套手段を自民党が?政権与党の事情があった。
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