東京都・江東区のクリニックフォア亀戸では花粉症の患者が受診していた。オンライン診療をしていた患者だが、診療後薬は自宅に発送される。これが花粉症の患者にとってメリットが大きいという。外出すると花粉症の症状が出てしまい、このクリニックではオンライン診療を受信する患者が去年の同じ時期と比べ2倍に。例年より早く症状を訴える患者が増加しているという。日本気象協会によると今年春の花粉の飛散量は去年の夏の猛暑の影響などによって九州から東北の多くの地域で例年より多くなると予想される。花粉は気温が高いほど多く飛ぶという。花粉シーズンをビジネスチャンスと捉える企業も。名古屋市にあるマスクメーカーは家庭向けの新たな対策商品を開発した。網戸つけるエアクリーンは、マスクに使用されるフィルターを網戸に貼ることで花粉の侵入を防ぐというもの。この商品は空気を通すが静電気を帯びていて、花粉などの細かい物質などを吸着する。繊維製品の品質を調べる機関のテストでは網戸のみと比べ5倍以上花粉を吸着したという。この会社の主力であるマスクの売上はピーク時から4割ほど減少している。エアクリーンは、先月からドラッグストアやホームセンターなどで販売している。