ドライバーにネギを配り安全運転を労うというユニークな交通安全の取り組みが徳島市で行われた。徳島市の徳島名西警察署で行われたキャンペーンには、警察官や地元の交通安全協会のメンバー計17人が参加した。警察官らが警察署の駐車場に誘導した車のドライバーに安全運転ドライバーを労いますと書かれたシールを貼ったネギを配り、交通安全を呼び掛けていた。警察によると県内では今年の交通事故による死者は17人と去年より6人多く、歩行者が車に撥ねられて亡くなるケースが半数近くを占めている。また、JAFが平成28年に行った交通マナーに関する調査では、自分が住む都道府県の交通マナーが悪いと答えた人の割合は徳島県が73.5%と、香川県に次いで全国ワースト2位でドライバーの啓発が課題となっている。