自由民主党・所属の会・井上信治氏の質問。石破総理は国会審議について「質疑の時間は国民の時間」などと話した。井上氏は補正予算案について「予算において規模は重要だと思っている。今回の補正予算案に関しては適正な必要十分な規模を確保していると評価したい。コストカット型経済から高付加価値型の成長経済に移行させていく正念場」などと述べた。石破総理は「最初に規模ありきではない。地方創生をリスタートさせたい。能登の復旧には予備費では対応できないものをやっていかねばならない」などと述べた。井上氏は「本当に補正予算に盛り込むことがふさわしいかどうかを示していただきたい」などと述べた。加藤財務大臣は「 国民一人一人が実際の賃金所得の増加という形で豊かさを感じられるようにするため総合対策を講じ必要な補正予算を計上している」などと述べた。井上氏は能登半島復旧・復興について「迅速な復旧・復興をお願いしたい。馳浩知事から11項目にわたる要望が寄せられた。最優先課題は宅地・農地の堆積土砂撤去」などと述べた。石破総理は「本格的な復旧・復興に入っていくためには補正予算で対応しなければならない。補正予算は成立するまでに2カ月はかかる。真に必要になれば、その執行を早くやっていかなければならない」などと述べた。井上氏は地方創生について「成功例も多く見られていて評価している。地方創生2.0は今までの地方創生と何が違うのか、どう変えるのか説明してほしい」などと述べた。石破総理は「経済は伸びず、人口は減る状況のなかで地方創生をしようとしている。東京への一極集中を止めるために若い方、女性の方に選ばれる地方はなんだろうか、地方の持っているポテンシャルの高い部分をどう最大限引き出していくのかなどを考えていかねばならない。東京対地方という構図ではなく日本全体をどのようにしていくのかという観点から地方創生2.0をやりたい」などと述べた。
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