中国・上海で輸入拡大を目的とした国際博覧会が始まり、経済成長の減速や反スパイ法への懸念が広がる中、開幕式で中国の李強首相は市場開放を強調し積極的な投資を呼びかけた。ことしで7回目となった国際輸入博覧会は129の国と地域から約3500社が出展。日本のJETRO(日本貿易振興機構)のブースでは、ミャクミャクが万博のPR活動を行った。一方、半導体関連では米国が中国向けの輸出を規制し米中で貿易摩擦が生じる中、米国の大手半導体メーカーが出展。規制の対象とされていない製品について中国市場でのビジネスチャンスを伺う姿勢を見せている。