3日のニューヨーク外国為替市場では段と円安が進み、円相場は一時1ドル=150円台まで値下がりした。アメリカで発表された求人件数が市場予想を上回ったことを受けて、アメリカ経済は堅調で金融引き締めが長期化するとの見方が広がって、長期金利が一時およそ16年2か月ぶりに4.75%を超えた。日米の金利差の拡大が意識されて、円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが加速。その後は円を買い戻す動きも出ている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.