岸田総理は株価の動きについて「冷静に判断していくことが重要」などと語った。その上で「引き続き緊張感を持って注視するとともに、日銀と密接に連携しつつ経済財政運営を進めていきたい」と強調した。今朝発表された6月の実質賃金が27か月ぶりにプラスになったことを引き合いに「日本経済は新たなステージへの力強い移行が続いている」との認識も示した。このほか9月の自民党総裁選については「開かれた総裁選挙が望ましい」とする一方で、自身が出馬するかどうかについては「先送りできない課題に結果を出すべく全力で取り組んでおり、今の段階でそれ以上申し上げることはしない」と従来の見解を繰り返した。