日銀短観にとる大企業・製造業の景気判断は前回を1ポイント上回り3期連続で改善した。アメリカの関税措置の不透明感が薄れていること、半導体・生成AI関連の投資が活発になっていることなどを背景に、電気機械や金属製品など9業種で判断が改善した。大企業の非製造業は34ポイントと前回と変わらず高い水準が続いている。3か月後の先行きの見方を示す指数は大企業・製造業は+15ポイントと横ばい、大企業・非製造業は+28ポイントで6ポイント下がった。利益の見通しは、トランプ関税の懸念が残った前回から上方修正され、企業が前向きな姿勢を保つ様子がうかがえる。日銀は今週の金融政策決定会合で利上げ実施を最終判断する。
