ゲストはJPモルガン証券の藤田亜矢子氏とドイツ証券の小川和宏氏。新内閣発足について、藤田氏は「市場は日銀の利上げの政治的介入や財政拡張を懸念していたが、高市首相の発言を聞くとそこまで極端な政策を打ち出されていないという印象。給付付き税額控除や年収の壁引き上げなど、必ずしも全体的な財政拡張には繋がるとは限らない政策。インフレで拡大した所得格差を是正し、働くインセンティブを高めるという方向に主眼が置かれている印象。人事は骨太で堅実的な印象を持った。」と意見を述べた。人事について小川氏は「為替のマーケットで注目されたのは、財務大臣の片山氏と経産大臣の赤沢氏」と話した。
