今年1月の金融政策決定会合で日銀は政策金利の据え置きを賛成多数で決めた。この会合の1カ月前に利上げに踏み切ったばかりで、議事要旨では「利上げの影響を丁寧にみていくべき」という意見が相次いだ。一方、この時期は1ドル159円台まで円安が進む場面があり会合でも円安が物価上昇をさらに加速させるリスクを指摘する意見もでた。その上で今後の金融政策をめぐり「あまり長い時間をかけすぎずにタイミングを逃さず進むことが必要だ、円安や長期金利の上昇に対する金融政策面の処方箋は適時適切な利上げに尽きる」などの意見が複数でた。現在はイラン情勢の悪化で原油価格の上昇や円安が続き、次の利上げの時期をどう判断するかが焦点となる。
