日銀は今日、2日目の金融政策決定会合を開き、今の政策を維持することを賛成多数で決めた。政策金利としている短期の市場金利を0.75%程度に推移するよう促す。イラン情勢の悪化でホルムズ海峡が事実上封鎖された状況が続く中、原油やナフサなどの石油製品の価格が高止まりしている他、原材料が行き渡らないなどサプライチェーンも不安定になっている。こうした中、日銀は金融政策を据え置き、経済・物価への影響を見極めるとともに、物価上昇と景気減速の双方のリスクを慎重に点検する必要があると判断したとみられる。一方、3人の審議委員が利上げを提案し、政策の据え置きに反対した。植田総裁がこの後の会見で今回の決定の背景やイラン情勢を受けた今後の金融政策の見通しについてどのような考えを示すのかが焦点となる。
