6月3日(月)、「日清の辛どん兵衛特盛きつねうどん」が発売される。ほっこりする優しい味わいが多いどん兵衛シリーズ中でも珍しい「辛うま」がテーマ。カツオなどの魚粉と唐辛子が入った真っ赤なスープは、後を引く辛さと旨さがたまらない1杯。どん兵衛の歴史をプレイバック。1976年、どん兵衛のきつねうどんが業界初のどんぶり型容器で登場。その3カ月後、天ぷらそばを発売。全国発売のカップ麺としては初となる。つゆの味わいを東西で分けた展開をしており、境界線は開発担当者が東海道新幹線を一駅、一駅下りて、周辺のうどん、そばを食べ歩いて調査した。どん兵衛について問題「全く売れず、黒歴史として語り継がれる商品は?、1.ギョーザラブうどん、2.完熟とまとうどん、3.だし天茶うどん」。正解は「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」。2002年発売「だし天茶うどん」は、天ぷら解析のシメ「天茶」をアレンジ。しかしコンセプトが伝わらず、全く売れなかった。15年後、2017年にだしブームが到来し再販を試みるも売り上げが伸びず、社内では触れてはいけない黒歴史となった。どん兵衛は試行錯誤を続け進化している。