今週、多くの企業の配当金の権利が確定する。海運業・商船三井の予想配当利回りは5.6%。配当金とは、企業が株主に利益の一部をお金として還元することだ。保有する株式数に応じて配当金を受け取ることができる。多くの上場企業のケースでは3月末に行われる中間配当。権利の確定日は9月30日なので9月26日までに株を保有していれば配当金を受け取ることができる。ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏によると、海運業や鉄鋼業等は景気敏感銘柄のため、株価が不安定になりがちになり株価は低くなりがち。しかし、業績が良い時には配当金が高いため、配当利回りが高くなる傾向にあるという。今、駆け込みで株を買う人達が増えている。